若桜木虔メール通信添削講座 体験談 その32


日本ファンタジー大賞で一次選考を通過して 波多野智美 さん

『小説新人賞の傾向と対策』などを購入して熟読していました。ですが、実際に受講する踏ん切りはなかなかつかず、毎日の忙しさにかまけて、小説を書かない日続いていました。

 受講しようと決心したきっかけは、甚だ私事ながら、出産し、育児休暇に入ったためでした。小説に打ち込みもせず、漫然と日々を過ごす自分に焦りを感じたのです。
幸い、主人の許可も出、早速、受講……ではなく、育児とともに受講準備の毎日が始まりました(笑)いきなり受講する勇気はなかったもので。
先生の本を読み直し、自分が興味のある時代の本を買い集めて目を通し、『新人賞を狙える小説プロット実戦講座』を参考にしながらプロットを練りました。本文も幾らか書いて、これなら、コース月100枚をこなせるかな?と、準備を整えていざ受講!

 幸い、プロットは一度、修正しただけでOKをいただけましたが、その先が大変でした。
私はキャラクターを立てるのが苦手なのですが、「キャラクターが弱いです」と、第一節の改稿指示。書き直せば、次は「キャラクターが馬鹿っぽいです」とのご指摘。
三、四回は書き直したでしょうか。先生から次へ進んでよいとお返事いただいた時は、小躍りして喜びましたが、同時に、いかに書き出しが重要なのか、痛感しました。

 先生の添削の早さ、指摘の的確さ(本当に、まるでこちらを見ているかのように、手を抜いたところは「描写が足りません」とご指摘いただきます)は他の方の体験談でも書かれていらっしゃいますが、やはり、自分が書いた文章を見てくださる方がいるのは、書き続ける力になります。これまで、原稿用紙200枚以上の小説を書いた経験のない私が、800枚の小説を書き上げられました。

「やれば書ける」と調子に乗ったお調子者は、続いて二作目のプロットも提出。
この二作目が、今回、日本ファンタジー大賞で一次選考を通過しました。応募総数が713作、うち一次選考通過が77作、二次選考を通過した最終選考に4作でしたので、先生からは「一次選考と二次選考の間に、ギャップがありすぎですね。77だと、惜しかったのか、惜しくなかったのか、読めませんね、残念ながら」というお言葉でしたが、一次選考通過者の中に自分のペンネームを見つけた時は狂喜乱舞しました。

 育児休暇が終わり仕事を再開した現在は、月に100枚書けないため、書きたまるごとに受講しています。もし、月に100枚を書ける自信がなくて、受講を迷っているという方がいらっしゃったら、飛び飛びの受講もOKですので、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
私は、書いている最中、モチベーションが落ちてくると、いつも他の方々の体験談を読み、「頑張ってらっしゃる方がこんなにいるんだ。私も負けていられない!」と、やる気をいただいています。拙い体験談ですが、少しでも、受講している方々のやる気や、受講を迷っている方の助けになれば幸いです。

 最後に。先生、不出来な生徒ですが、これからもご指導よろしくお願いいたします。

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