若桜木虔メール通信添削講座 体験談 その18


 『パラドックス・サマー』が『このライトノベルがすごい!』大賞二次選考を通過して  虹色白さん

 三月下旬の、ある日のオヤツの時間でございました。
 私が家でいそいそと出かける準備を始めていたところ、ケータイがピロピロとなり始めました。
 見れば、知らない人からの電話番号……ビビりの私は、ビビりながら電話に出ました。
 それが、2次選考通過を知らせる電話でした。何やら、613作品中の23作品に残れたとか。
 その時ばかりは、「早く家を出ないとバイトに遅れる」というシビアな現実が頭から吹っ飛びました。私が先生のメール添削を受け始めて、1年半のことでした。

 先生の添削講座を見つけたのは全くの偶然でした。
 自分ひとりでは一次選考通過がやっと。いつまで経ってもこのままだったら……と、思っていた矢先、飛び込んで来た「メール通信添削講座」という文字!
 最初は不安でした。どんな人なんだろう、そもそも、本当に大丈夫か!? などなど……。

 しかし、意を決して申し込んでみると、安心安全!(?)
「まずはプロット」と言われて出したプロット! どんなことを言われるんだろう、ドキドキ! ワクワク!
 ……二日後、私は全く別のプロットを組んでおりました。(他の方の体験談を既読の方には、お決まりの展開、「容赦ないダメ出し攻撃」を食らったのです)

 先生のアドバイスを受け、書き始めたのは、初めての「ド田舎」を舞台にした物語。最初は不安でした。未知の世界やんっ! と、ちょっとイジイジしていました。
 が、やると決めたらやる! と、思い、さっそく書き始めました。
「ド田舎って、どーゆーのだろ……。でも多分、こんな感じ!」
 はい、先生からの手厳しいご指導。都会ではないけど、田舎でもないような場所で育った半端者に「○○はありえない」「○○の意味がわからない」(ご指導の数が多すぎ、ここには書ききないので割愛)と、有難いくも厳しい言葉の数々。
 人間、厳しいことを言われても徐々に慣れていくもので、最初はめげていましたが(というより、「嫌われているのか!?」と疑うくらいでした。顔も知らないのに……、と)、今は「なるほど」と即、頷いている状態です。

 先生に注されたことを踏まえた上で、実際に、物語の舞台に近い場所まで風景を見に行き、想像を膨らませながら先生からのご指導の下、一つ一つ、風景描写を書いていきました。私はそれまで、風景描写が苦手だったのです。
 そんな、体験も知識もゼロに等しい私が、23作品に残れたのは、本当に先生の「容赦はないけど情がある」指導あってのもの。ただ厳しいだけではないのです。そう信じております!

 ……読み返すと、この体験談、なにやら「言いたい放題ですねぇ」と指摘されそうです。
(この体験談そのものが、ボツにならないよう、おとなしく祈ります)
 最後に、私、落選してもめげてません! ショゲてません! これからも、スパルタでよろしくお願いします!

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