若桜木虔メール通信添削講座 体験談 その11

高田在子さん 朝日時代小説大賞体験談

 若桜木先生のメール添削講座を夫から勧められたのは、「何を、どうやって書いたらいいんだろう?」と、1人で思い悩んでいた時でした。
 まだ子供が小さかったので、町で開かれている添削教室に通うのも無理だなぁ、でもメール添削なら自分のペースで続けられるかなぁ、と思いました。しかも、月謝が安い!
 過去に、坊っちゃん文学賞候補2回、日本ラブストーリー大賞候補1回。けれど、なかなか受賞には至らず、独学に限界を感じていました。

 まず最初は、複数のプロットを提出して、その中から使えそうな話をSF作品として添削していただきました。
 初体験の、未知のジャンルです。「理系の頭がないのに、無理、無理!」と心の中で弱音を吐きつつ、「いや、根性で書き上げてやる!プロを目指すなら、ど根性を持たなきゃ!」と自分に言い聞かせ、何とか完成に漕ぎ付けました。
 
 現代物しか書いた経験がなかったので、SF的視点での書き方(未来の設定なのに、現代の生活感が滲み出てしまう)など、細かいご指導を数多くいただきました。
 何作か書いたSF作品は、残念ながら全て落選してしまいましたが、その時の体験が今回の「朝日時代小説大賞」応募に活きている、と思います。

 時代小説も、初挑戦のジャンルだったのですが、先生のお勧めもあり、「とにかく書いてみよう!」と思いました。
 資料を探し、調べながら書く作業は、SFと似ています。
 また、「何で先生、そんなに色々知ってるの〜!?」と、若桜木先生の脳内を解剖して覗いてみたいくらい、数多くの時代考証をしていただきました。自力で調べた記録が間違っている時には、参考文献なども教えてくださいます。
 現代とは違う、時代に合った言葉遣いまで細かくご指摘してくださいますので、とても安心です。

 無我夢中で書き上げて、応募した『朝日時代小説大賞』――まさか、候補に残っているという電話が出版社から掛かってくるとは――。
 以前、先生と門下生の対談本に参加させていただいた時に、「自分にどのジャンルが合っているのか、自分ではわからないものだ」という内容の話が出たのですが。
 まさか書くことになるとは思わなかった時代小説で、最終選考まで行けたのであれば、自分も時代小説に挑めるのではないか――このジャンルを、もっと書いてみたい――という欲が湧いてきました。
 今後も、時代小説の基本的なルールを学びつつ、新しい視点を持ったオリジナリティ溢れる時代小説を生み出していきたいと思っています。

もどる